太秦温泉の入浴記

所在地 太秦多藪45(太秦大映通り沿い)
休日 月曜日
営業時間 15:00-23:15
湯上りの感想
規模・座席数 中大規模で「浴場」という言葉がふさわしい。18席+カランのみ7席。シャワーの勢いは強くて良い。
普通の湯船 浴室中央に浅い湯船と深い湯船。浅い方はぬるく(水が出せる)、深い方は熱い(調整できず)のが銭湯のスタンダードなのかな。
スチームサウナ かなり広いので中でストレッチできる。そういえばそんなに熱くないような。
水風呂 あらっ、珍しい、水泡風呂だわ。
ジェット風呂 普通の2基、椅子座式2基で、都合4基。
薬用泡風呂 バスクリン使用。
印象 東洋のハリウッド、太秦にやってきました。その昔大映撮影所のお膝元だった大映通りに太秦温泉はあります。僕のイメージでは太秦といえば、京都撮影所を舞台にした『蒲田行進曲』、大部屋役者が俳優会館から、ツッカケ履きで桶片手に銭湯通い、の世界なのである。さあ、第2の「ヤス」を探すぞ!と暖簾をくぐる。
玄関にタバコの自動販売機、結構タバコ売っている銭湯って珍しいものである。番台を通るとかなり大きい脱衣場、ゴテゴテしてなくて物足りないシンプルさである。大映通りから店を見ただけでは全然わからなかったけど、なかなかの前栽があり、池にはランチュウっぽい金魚が泳いでいる。そんなカッコヨクないけど高いんでしょ、この金魚。また、ご主人が大切にしてそうな水仙の鉢植えがある。
浴室入口上部の壁には大味な(笑)材木流しの風景を描いたモザイクタイル。浴室は白の壁と青磁色中心とした落ち着いた床のコントラスト。かなり広いので、中央の浴槽と壁の中間に排水溝を備えてあり、清潔感がある。シャワー、泡風呂の勢いが強くマッサージ効果が期待できるのが特徴。
23:15と細かく閉店時間決めてるだけあって、時間ちょうどに閉店作業を始める、地元の人は心得ていて23:10には店を出る。太秦の住民は折目正しい。
西に30メートルの所に駐車場あり。
向いの郵便局は古くからあり、外観は民家で庶民的。
なお個人的に痩身でひげのおっさんを第2の「ヤス」に見立てて、心の中で「がんばれよ」とつぶやく。
ちなみにケロリン桶。