京の湯の入浴記

所在地・交通 梅津南上田47-1(梅津街道四条の梅津段町交差点下るローソン西入る)
休日 今のところ無休(2004年9月の情報)
営業時間 14:00-0:00、日祝は8:00-0:00

印象・規模 たてに長いぞ、3階建て銭湯。1階駐車場、2階フロントと休憩スペース、3階に脱衣場と浴室。男湯は左、カラン17席、すべてハンドシャワー。
湯船・お湯 変則的な浴槽位置、手前から男女壁沿いに複合風呂(浅、深、電気、ジェット)、薬用泡風呂、その向かいに水風呂、奧にサウナ。
サウナ 奧に10人程度、テレビ付き。
水風呂 ライオン。
ジェット風呂 4口の強力ジェットが1基。
薬用泡風呂 広め。
電気風呂 バリバリ兼ジーン型、バランス取れている。

感想

2004年8月 火曜日22時

新しいサウナは木の香りが気持ちいい〜。京の湯おおのさんは2003年に廃業されたが経営者がかわり、新しく2004年8月10日にオープン。どんな風に変わったのかな〜と見てみるとえらい変わりよう。一階は全面駐車・駐輪スペースでモータリゼーション対応を強化。両側からの階段をトントンと上がるとオリジナルのれん、2階がフロントと休憩スペース。これがまた、大きい、ビッグ、ラージ。フロントは右側、左側にはタタミのくつろぎスペースがあり、中央にソファー。これだけでも広いのに3階に上がる階段の奧にまた休憩スペースがあり、カウンターで軽食やビールを提供。まだ開店して間もないので装飾品などなく殺風景な感じだったがどんどん盛り上がってほしいもの。


さて、階段を上がり3階が男女の脱衣場と浴室。以前は女湯が1階で男湯が3階、つまり3階は男湯だけだったのが男女共用になったので単純計算で面積は半分に減ったことになる。常連さんは「前が広すぎたからなあ、今のでもいいんとちゃう」。


脱衣場は白い壁に床はパネル籐ムシロ。ロッカーはオシドリ、まだまだ開店当初は銭湯特有の色気がおまへんなあ。浴室前スペースは一段差、浴室は壁が白系のマーブルタイルで、床やカラン台側面がうすピンクの暖色。白い天井は低いが大きな湯気抜きがあって、ビル銭湯のようだが最上階で圧迫感がない。浴槽枠やカラン台は黒御影。カランのシャワーはハンドシャワー、伝統的な宝カランとのコントラスト。組合ロゴの据え置き桶。


浴槽配置が変則的で、カランが数個ずつとびとびにある感じ。銭湯といえばズラリ並んで体を洗うという印象だが、これもプチ個室化か。複合風呂は大きくて浅風呂にゆったりと。一つの大きな湯船なのだがやっぱり浅いところより深風呂が熱くなっているのに感心。サウナは新しい木の香りがプンプン、この気持ちよさ、今のうちですぞ。


湯上がりの脱衣場、女湯から赤ちゃんの泣き声が。女湯にはベビーベッドが必ずあるらしいのだが、赤ちゃんの泣き声を最近聞いたことがなかったのでとても新鮮な気持ち、京の湯さんは老若男女がつどうお風呂屋さんになってほしいなあ。そういえば、のれんをくぐったとき、ご主人と奥さん、それに子どもを抱いた若奥さん?にもいらっしゃいと言われた。家庭的な銭湯です。

京乃湯おおのの入浴記

2003年頭に廃業されました

所在地 梅津南上田47-1(梅津街道四条の梅津段町交差点下るローソン西入る)
休日 水曜日
営業時間 14:00-0:00(日祝は8:00-0:00)
湯上りの感想
規模・座席数 スーパー銭湯風、27席。駐車場5台。
普通の湯船 深い湯船。
サウナ 15名程度、テレビ付き、ボイラー大きくかなり熱いです。
水風呂 物の本によると常時13度に設定されているらしく凍えるほど冷たい。入っている人は少ないが、真の水風呂好きにはこたえられない。
薬用ジェット ジェット2基あり。噴射口は3つずつ。
電気風呂 ドクドクきついです。
泡風呂 中央に浅い湯船がドーンとある。釣鐘型の浴槽。
露天風呂 「本日の健康薬用風呂」は露天である。今日は「靄(もや)」、靄がかかったみたいに白い湯。露天とはいえ壁に囲まれているので夏には有難味がない。やっぱり冬の寒さの中で露天風呂でしょう。
スチーム風呂 あんまり使っている人いないです。
温水プール 全長7・5メートルの温水プール。昼間は年配客が水中ジョギングをやっているとの噂。私が行ったときは子どもが遊んでいて、入れなかった。残念。
半身シャワー これまた冷水。
印象

2000年8月

最近はやり?のスーパー銭湯風だ。京都には極上銭湯というジャンルはあるが、いわゆる名古屋圏とかにありがちな「スーパー銭湯」の類はないなぁ、と思っていたら、ありました。


西大路通りから西は島津製作所・三菱自動車・日新電機などの大きな工場が建ち並ぶようになり、観光客が京都に求めるような風情は少なくなってきます。なんというか生活感。もう少し西に行くと桂川があって、松尾大社や嵐山が控えていますが。そんなロケーションの京乃湯おおのさんは、3階建ての威風堂々さ。階段上がった2階が入り口で、フロント。その前にソファーとテーブルの並んだロビー、奥に行くとカウンターとテーブルのスナックコーナーがあり、右横にはゲームコーナー。大阪の郊外には結構ありがちな「スーパーさ」だが京都にはなかなかない風景で珍しい。


男湯は3階、女湯は1階にしばしの別れ。待ち合わせはスナックコーナーで。構造的に1階の女湯より、3階の男湯の方が天窓もあり開放的らしい。脱衣場はシンプル。浴室は10人以上は確実に入れるサウナはじめ、造りが大きいのでゆったりできます。


23時になっても子どもがプールで泳いでいます。私も泳ぎたかったが、なかなかでてくれません。その周りを親が取り囲んでわいわいやっていたので、結局入れず、またの機会に。まあ、そんなには入りたくもないかな。とりあえず、京都で一二の規模の銭湯なんでおすすめです。平成元年オープン。