黄金湯の入浴記

所在地 西大路綾小路西一筋目角(西大路四条通西下ル信号入る)
休日 木曜日
営業時間 15:00-0:00
湯上りの感想
規模・座席数 昔ながらの小規模、9席+シャワーなし6席。
普通の湯船 深い湯船
サウナ 4名程度、BGMは演歌、105度。脱衣場が見渡せる位置。
水風呂
ジェット風呂 複合湯船の中に1基あり、看板には超音波風呂、と書いてある。
電気風呂 浅い電気風呂は滅多にないがここはそう。大きい周波、ブルブルイク。
薬用泡風呂 ずっとジッコウ湯みたいです。人肌ぐらいの温めの湯は京都一の温さ。
印象 西院の街中にある。駅前の中心地はチェーン展開の居酒屋やカラオケ、消費者金融など今風の店が乱立している「繁華街」だが、少し西に位置する黄金湯の周りは雀荘、お茶漬け屋など「盛り場」の風情。銭湯の改築ブームがが一通り終った京都ではもう珍しくなった感のある塀がある木造建築の外観。戸をあけると「おいでやす」の声とともに、おばちゃんが籐の籠を持って床にトンとぶつけ(埃をはらうパフォーマンスだろう)渡してくれる。そういえばどこの銭湯でも年配の客は籠を1回トンと床にぶつけてから服を入れるが、それには埃をはらうという実用的な側面と音を鳴らす儀式で日常との区切をつけるという側面があると思った。
脱衣場からは前栽の灯ろうの頭が見え、塀の向うには通行人の頭が見え隠れするのは、街中の銭湯の風情だろう。その窓際で、読めるのは朝日新聞と日経新聞、珍しい。浴室はこじんまりとしたもので、カラン蛇口のメッキがはげて黄金色の真鋳が見えているのが「ううん、おふろやさん!」て感じ。京都の銭湯は細かいタイルで山下清のはり絵みたいに描くタイル絵が多いが、ここのは小さいながらも絵筆で書いている、山間の川に浮かぶ材木流しの図。
今日は早め(18時)に銭湯に行ったので、帰りに三条商店街でお買い物。生活用品を売っている薬局が多いのでティッシュとかが安い。