桜湯の入浴記

所在地 中堂寺前田12
休日 1・3水曜日
営業時間 14:00-0:00
湯上りの感想
規模・座席数 路地を入り思わぬところにスーパー銭湯、13席+カランのみ5席。
普通の湯船 浅い湯船、深い湯船(高温深風呂)
サウナ ガス遠赤外線サウナ、100度、7名程度、テレビ付き。注意書きに、「いたずらしないでください、センサー修理代が・・、テレビも溶け始めています」とあって笑ってしまいます。
水風呂 しっかり冷たい
ジェット風呂 ふくらはぎ土踏まず刺激イス座式ジェットが1基。
寝風呂
スーパーエステ 120センチの深いボックス湯船、左右後の三方向から合計12の噴射でエステ。
電気風呂 固まる感じ、オーソドックスで京都の電気風呂の標準タイプ。
露天酵素風呂 町中にありながらちゃんと空が仰げて開放的な露天風呂。酵素風呂なので血管が広がり血圧が下がりとても良いらしい。透明無色です。
印象 2000年9月
最寄りのバス停は五条壬生川。付近にはレトロな市場の趣が残る「島原マーケット」、仏教書の老舗ながらヌード写真集も出す「同朋舎」がある。
入り組んだ路地が多いが、その中でも目立たない細い路地を入ると桜湯はある。店の前に祠。近年リニューアルした今風のレンガの外観、自動ドアをくぐるとフロント、自動販売機でチケットを買う方式である。改築前の面影は招き猫と脱衣場の壁時計で偲ぶことができる。
フロントを過ぎ奥にはカウンターとロビーがあり、生ビールを飲みながらおつまみや軽食をとりながらくつろぐこともできる。ご主人夫婦がフロントとカウンターを切り盛りされています。
ちょうど、出汁巻きをつまみに飲んでいる常連がいた。うまそう。

ロビーが凝っているので脱衣場はいたってシンプル。さっさと済まそう。
浴室はカラン・湯船スペースとサウナ・露天スペースに分かれており、その間をドアが仕切る。サウナ・露天スペースは外気に触れるのでのぼせたときの休憩に最適。ここにも3席カランがあるので、暑がりの人はここで身体を洗うといいでしょう。
カラン・湯船スペースは湯船を中心にした設計、カランは壁向きでゆったりタイプ。カランシャワーの勢いはすごいです。
おすすめはスーパーエステバスと、露天酵素風呂。
銭湯の効能書きはまことしやかにうさんくさくてとても良いです。酵素風呂の効能書きには「動脈硬化、心臓発作の多いドイツ、東欧では酵素風呂は『心臓の湯』と呼ばれています」由書いてあったが、なるほど、でもほんまかいな、と思わせる微妙なタッチが入浴を退屈させません。
京都市内の狭いスペースを有効に使った設計という印象です。これからこういう銭湯が増えてくると思います。