所在地 |
西七条市部町43(七条御前上がる西側) |
休日 |
火曜日 |
営業時間 |
15:00-1:00、日曜日7:00-1:00 |
湯上りの感想 |
規模・座席数 |
遊び心のあるパラダイス銭湯、17席。 |
普通の湯船 |
深い湯船、浅い湯船。 |
乾燥サウナ |
90度前後であるが熱く感じる、遠赤外線サウナではなかろうか。テレビ付き、7名程度。 |
スチームサウナ |
脱衣場が見渡せる浴室入口横に控えめに存在している。 |
水風呂 |
バックのモザイクタイル壁「秋の山々」の滝の部分に実際滝状の打たせ水が流れている趣向。しっかり冷たい水風呂。 |
露天風呂 |
水風呂とバックのモザイクタイルが続きになっており、秋の山々の風景。そこに数人の女性が入っている露天風呂が描かれており、混浴気分が味わえる?
モザイクタイルは近くで見ると色気がないので近づきすぎないように。
湯は入浴剤入りの泡風呂、打たせ湯もある。 |
ジェット風呂 |
普通のジェット2基あり。ふくらはぎ刺激のイス座式ジェットが1基、ちょうどお尻のところに噴射口があり病み付きになる人もいるとか。 |
電気風呂 |
「ラジウム原石電気風呂」と銘打った効果ありそうな湯船。ちょうどいい強さのモミモミタイプ。 |
マグマ風呂 |
別名「四季風呂」、別府の地獄温泉を模した入浴剤入りの泡風呂。赤色だったら地獄温泉そのものだが、夏はブルー。ぬるめ。赤外線の赤と湯のブルーが混ざった感じは地獄っぽい。 |
赤外線寝風呂 |
冷水管枕付きの寝風呂の上から赤外線の赤い光が降り注ぐという趣向の風呂、二人用。何とも幻想的である。オリジナル。 |
印象 |
2000年9月
私が京都の銭湯をレポートしはじめて100件近くになるが、小町湯は理想的なお風呂屋さんの中のひとつ。
新旧の家屋が入り交じった住宅街の中にちょっぴり目立つ建物。夜になると付近はネオンが灯ることもないのでかなり目立つ。目立つのはネオンだけでなく、見上げると屋上に木が茂っていて森状態である。期待を感じさせるなあ。
暖簾をくぐると、デーンと「小町湯」と書かれたプレートが迎える。京都の銭湯は屋号を掲げていないところもある中でなんと派手派手な、・・イヤ、暖簾の内側なんで奥ゆかしいと言うべきか・・。
番台の横に籐籠があるからそれを掴んで脱衣場へ。おばちゃんが手渡ししてくれる時もあります。脱衣場は広くて着替えのスペースとくつろぎスペースが分かれています。
週刊誌、スポーツ新聞が充実しており、いつもかなりの時間ソファーに座ってくつろいでしまいます。フライデー、スパ、週刊ポストなど。番台から見えるところにソファーがあるとやっぱり長居は遠慮してしまうがここは見えないところなので心おきなく。
浴室は奥の方に湯船が集中していて色々趣向が凝らされて青やら赤やら光っているのでパラダイスに入り込んだ感じがします。奥にはなにがあるんだろう?という楽しみ。極楽というよりパラダイスという表現があっている、これは個人の感じ方ですけど。
壁には焼き物風のタイルがはめ込まれていて見る目を楽しませてくれます。西洋風のエンブレムのような焼き物です。和風のモザイクタイル、西洋風の焼き物タイル、地獄温泉のブルーに赤外線の赤のコントラストはまさに折衷の日本文化を象徴しています。
隣は理髪店、向かいはクリーニング屋。 |