中央湯の入浴記

所在地・交通 下京区中堂寺北町1-4(JR山陰本線嵯峨野線丹波口駅下車3分、市バス五条千本2分)
休日 日曜日
営業時間 15:30-23:00

印象・規模 センター・オブ・センター中央湯は家庭的風情銭湯。カラン12+島カラン4+シャワーなし1席。
湯船・お湯 男女壁沿いに浴槽群、入口から水風呂、ジェット風呂、深風呂、気泡浅風呂、電気風呂、電気風呂の上には「ミネラル温浴泉」の看板。
水風呂 ライオンの口、水玉モザイクタイルが印象的。
ジェット風呂 浅風呂にジェット2基。
泡風呂 浅風呂の奧半分が泡、勢いよくて気持ちいい。
電気風呂 ミネラル温浴泉のバリバリ型。

感想 2004年6月の土曜日22時


中央湯、その名のとおり京都の中央に位置する、センター・オブ・センターな銭湯。というのもその昔、平安京の南北「メーンストリート」朱雀大路だった現在の千本通りと一条から十条までの真ん中に位置する五条通、その交差する千本五条の東一筋目上ルが中央湯ってんだから。しかも中央湯の北側が中央倉庫という会社、南側が京都中央信金なんだから念が入ってる。「え、中央卸売市場が近いから中央湯じゃないの?」という兄さん、甘いよべらぼうめ(いや、確認してないけどね)。


仕事でリサーチパークに行ったついでにぜひ入りたいと思っていた念願の銭湯、横が住居スペースで隣にほこらがある。ここら辺は前に駐車スペースがある建て売り住宅が増えた。のれんをくぐると玄関スペースはコンクリートたたき土間を囲む形でモザイクタイルの上がり、鶴亀の下足箱。男湯は右、引き戸を開けると番台だが、その内部までカーテンが厳重にかかり番台としてよりは物品の物置に使っている様子。番台の奥さんは男女の脱衣場を行ったり来たり機動的に常連さんと話をしている。


脱衣場は結構広めでベンチが3つも。手前にテーブルゲーム機(「スペースフィーバー」だった・・)があり、週刊ポスト、少年マガジン、サライ、毎日新聞を購読! 「風のフィールド」他、漫画もあるでよ。籐かご、壁に組み込まれたピンクのツートンカラーのロッカーは折り鶴、常連の置き桶は番台横の棚に置く。体重計は石田式の貫目表示。


浴室前のスペースは2段差がありタイルがわくわく感。浴室前中央にはガラス張りの坪庭があって竹が植えられている。昼間は注ぐ太陽の日差しがきれいなんだろうな。浴室は天井が低めだが、その天井の縁取りに深緑色水玉モザイクタイルやカラン周りのレンガ調タイル、など色彩豊か。


泡風呂が気持ちよくて水風呂とのヘビーローテーション、小ネタとしては浴場鏡広告を手掛ける「関西通信」社の求人広告を初めて見た。年齢40歳から、ということで当分おあずけです。おっと、長々していたら最後の客、女湯の電気が消えた!急げ急げ(笑)