所在地 |
壬生川花屋町下 |
休日 |
月曜日 |
営業時間 |
15:00-0:30(日曜7:00-0:00・祝祭14:00-0:00) |
湯上りの感想 |
規模・座席数 |
偉容(異様?)漂う大規模不思議銭湯、16席+シャワーなし10席。 |
普通の湯船 |
深い湯船、浅いのはジェットと複合。 |
サウナ |
広い、テレビ付き、105度。普通大きいサウナは段々畑ベンチなのだが、ここは一番上の段が踊り場のように広く、そこに思い思いにあぐらをかく人が多い。 |
水岩風呂 |
京都で一番の水風呂!とても広くて、滝には瀬戸物の鯉が滝登りしているし、強烈な打たせ水もある。一番のおすすめ。脱衣場を見渡せる位置。水垢離の霊験あらたか、らしい。 |
ジェット風呂 |
ジェット3基、寝風呂1基、古風で寝風呂の枕は陶器。 |
電気風呂 |
横にとても長い湯船で電気板によって電気の強さを変えているので(向かって右の方が強くなってるのかな?忘れた)、老若男女楽しめます。 |
薬用泡風呂 |
生薬ジッコウ湯 |
蒸し風呂 |
チャーミング |
露天風呂 |
行ったときには湯が入ってなかったです、いつもはやってるのかな? |
二階休憩室 |
男性脱衣場の二階にあるパラダイス?入浴料含め450円、メンバーは400円。メンバーって一体?実際は一眠りとかするところです。 |
印象 |
00/07/30
久々の日曜朝風呂に出かけました。日本最古の公許遊郭である島原、といっても大門があるだけで今では商店街って感じです。あえていえば?怪しい商店街。
歴史的背景を知っているから怪しいと思うのか(先入観)、実際怪しさが残っているのか、意識下か無意識下か、なんて私はよく分からなくなってきたのでみなさんで判断してください。
ともかく吾妻湯は充分に怪しさプンプンです。
創業は大正年間というからまだ遊郭があった時代です。その名残なのか、男湯の二階にだけ休憩室という、女性に羨ましがられているというか怪しまれているスペースがあります。メンバー様(笑)がいるらしいんで、ちょっと一人では入りにくくやめました。今度友人連れて入りに行こう。
とりあえず吾妻湯の概要を。
壬生川通から東に路地を入ったところにあるが、駐車スペースは数台分あります。
規模的にはフロント式が似つかわしいが、ここは巨大な番台!それも玄関脱衣場一体型のレトロタイプ。
脱衣場はゲーム機、スーツロッカー等、温泉街や健康ランドにありそうなアイテムが置いてあり、普通の銭湯とは一線を画している。そうなんです、ここは普通の銭湯じゃない。こんな銭湯京都で初めてみた。大阪にはちょくちょくあるが。
また、銭湯には泥棒がいますので鍵は身につけておいてください由の張り紙がどこでもあるが、ここは「プロの泥棒がいますのでKeyは必ず・・・」との表現。そこまで断定せんでも・・、なんか銭湯が雇ってるみたいやん。鍵はkeyやし。
浴室は、ビジュアル系。男女壁の熱帯魚を描いたタイル絵、正面奥のエジプト風?焼き付けタイル絵、そして日曜朝風呂ということもありたくさんの刺青。本では見たことがあるが、腹に生首の刺青をしているのを実際にみられたのでラッキーだった。
湯船はいずれも広いのでゆったりとパラダイス気分に浸れます。カランシャワーがホース可動式というのは賛否両論なところ。
浴室入口は扉が二重、サウナの入口も二重で熱気が逃げないよう工夫がされています。それと浴室出口の床の足洗噴水なんか気が利いています。
湯上がりは脱衣場で新聞読んで、朝の京都を自転車でふらふら帰りました。
ここはとてもいい銭湯です。失われていく京都があります。それは上京のはんなりした感じやおまへん。もっと生活に密着したもんどす。日頃の情念を洗い流せる銭湯です。
追加2001年1月
友達と行きました。二階の休憩室を使おうと思いましたが、やっぱりやめて五条大宮の「ふくい」というお好み焼き屋でいっぱいやりました。なかなか休憩室に上がる機会がないですねぇ。
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