高原温泉の入浴記

所在地 田中東春菜35
休日 月曜日
営業時間 16:00-23:00
湯上りの感想
規模・座席数 住宅街の落ち着き銭湯、16席。
普通の湯船 深い湯船
サウナ 4名程度、100度、BGMはJ-POP、粗めの石タイルの壁が特徴的、円形のオブジェがはめ込んである。
水風呂 打たせ水は一輪挿しの竹筒風陶器の蛇口
ジェット風呂 ふくらはぎ刺激付きイス座式ジェットが1基、座りジェットが2基。説明板に描かれてある女の人が妙に肉感的である。
薬用泡風呂 珍しく、カネボウの旅の宿シリーズを使っている。今日は白浜の湯。思い出すなあ、あの夏。
印象 高原温泉2000年10月
天下一品銀閣寺店でラーメンを食べたあと、北白川疎水通りを北に上がって北白川カトリック教会を目印にまた北に。
西から東へと登り坂になっており東は白川通に続く閑静な住宅街、いわゆる山の手、東は元田中に続くいわゆる下町になっている。
その山の手と下町の中間ぐらいに高原温泉はあり、隣に理髪店、向かいに日用品店というコミュニティを形成している。

すぐ南には京都大学の理学部、農学部があり京大文化圏の趣も残っている。そういうことも関係してか、脱衣場には新聞雑誌の類が異様に充実している。日経や週刊文春、新潮などにまじって朝日グラフ、スクリーン、さらに科学雑誌のニュートンまである。雑誌の揃えでは京都でも有数。

さて高原湯の外観は住宅街になじんだ落ち着いたもの。石柱に高原温泉とかかれてある。暖簾をくぐったところに地蔵祠があるのは珍しい。
全体的にこぢんまりとした銭湯で、混んでくると脱衣場に人が溢れる。それでも番台のおばあさんが落ち着いた物腰で安心感がある。前栽は小さいながらも石庭の趣でその前のイスに座って雑誌でも読めば喧噪を忘れることが出来る。
七福神、男女一つずつの色違いの招き猫、一般的な銭湯で招き猫が置いてあるところに鎮座する大黒か恵美須が特徴的。
天井も平らでなく波状に傾斜がかかっているのも珍しい。
浴室は少ないスペースをフルに活用している。それでも私が入った日曜の21時過ぎは16席のカランが全て埋まっていたので感動した。今日日、カランが全て埋まることなんて滅多にないことである。
白レンガ調のタイル中心であるが並べ方に工夫があるのでビジュアル的である。床の亀甲タイルもセンスのいい銭湯によくあるもの。
体脂肪測定器もあるよ。
祠


暖簾の中にある祠