桜湯の入浴記

所在地 聖護院山王28(東山丸太町東南)
休日 土曜日
営業時間 15:00-0:00
規模・座席数 路地の中にあっさりとした佇まいの小規模銭湯。番台式、男湯左側、カラン19席(すべてシャワー付き)。
普通の湯船 脱衣場に出張って水風呂、男女壁側にジェット泡のL字型浅風呂、深風呂、薬用風呂、奧に打たせ湯。
水風呂 打たせ水つき、冷たい。
ジェット風呂 2基あり、噴射口が1口のものと2口のもの。
薬用風呂 泡なし、バスクリン。
打たせ湯 ボタン押したらドボドボと気持ちいい〜。
印象

2004年10月 木曜日16時

桜湯東山丸太町交差点を東に50メートル、熊野神社前のバス停を南に入る路地があり、入口に飲食店の看板と一緒に「ゆ・櫻湯」。そこから入る路地の道のりが好きだ。地蔵のほこらもある。

レンガタイルで玄関を囲った新しめの外観、のれんは短め。玄関スペースは小さめ、ロッカーは鶴亀、め・・。男湯は左側。脱衣場は改装されて白い壁紙でスッキリ、道路側に番台からクーラーとトイレで仕切られた休憩スーペースがあり、なぜか「週刊朝日」。ロッカーは折り鶴マークの鶴亀錠、横に置きおけ棚が並ぶ。ロッカーには柳行李があらかじめ入っているので気をつけて(笑) タニタの家庭用デジタル体重計、洗面台の水よけが白黒の三桝柄で斬新。神棚と木彫りの人形がお見合い。昼間に行くとお年寄りが多く、番台の姉さんが体の不自由な老人が何から何まで世話している。浴室前スペースは3枠2段差、白レンガ張りで脱衣場から浴室の見通しは良くない。

浴室の第一印象は「みどり!」、白レンガタイルと薄緑色の床が印象的。壁側と奧、それに手前に前後向かい合ってカランスペース。手前のカランスペースから壁を隔てて浴槽群なので浴室入口からは浴槽が見えない。回り込んでみると男女壁沿いにけっこう広い浴槽。泡ジェット複合の浅風呂がL字型で、そこに包まれるようにある深風呂は熱めで気持ちいい。朝・深の真ん中にリンゴ型噴水。その奧にバスクリンの薬用風呂。通路を隔てて奧壁に打たせ湯。浴槽枠とカラン台は御影石。男女壁は大判の白タイルで奧の壁上部に茶色の木のタイル絵が線描の軽いタッチで。カラン鏡は丸型でステンレスのバーが近未来的。

オススメは打たせ湯。どばどば〜っと気持ちいい。理髪店で肩をポンポンとマッサージされる感じ。2004年10月末で廃業されるが設備的にはサウナがないくらいで申し分ない。番台の姉さんも元気が良いのに残念だ。

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1999年入浴

東山丸太町東に控えめではあるが「ゆ」の看板がかかっている。ちょっとした飲み屋横丁が形成されている路地の奧に桜湯は佇んでいる。駐車場は二台分ぐらいあります。でも、夜になったらエンジンは噴かしたらいけません。桜湯の向いの家の壁に「騒音被害者の会会員」の貼紙が貼ってあって注意書きが書いています。僕もバイクで行ったけど、そぉーっとは入りました(笑) 一週間大阪にいたので、京都の銭湯は久しぶり。番台抜けて脱衣場に入るとなんともいえない京都の銭湯独特の香りがした。何の匂いだろう、籐ムシロの匂いかな?大阪の銭湯とは違う香り、気のせいかな? 脱衣場はシンプル、浴室は床が緑で壁が白基調。月曜日の23時に行ったけど、若者が多かった。カランも満員。サウナ、電気などの刺激系が少ないのでさっぱりとした感じである。