所在地 |
四条室町西上観音堂466 |
休日 |
日曜日 |
営業時間 |
15:30-23:30 |
湯上りの感想 |
規模・座席数 |
京都のオフィス街に佇むレトロな町屋銭湯、9席+シャワーなし9席。 |
普通の湯船 |
深い湯船、浅い湯船ともに独立 |
サウナ |
7名程度、110度、テレビ付き、細長い部屋。ベンチの座高が高いのでバーにありがちな足置きが付いている。奥にあぐら用の場所。 |
水風呂 |
夏は大人気。 |
ジェット風呂 |
3基あり、勢いは弱いけど。 |
電気風呂 |
ビリビリくるが電流はそんなに強くない。 |
薬用泡風呂 |
ジェット風呂との複合湯。看板には「酵素風呂」とある。 |
印象 |
「都湯」という名を名乗るにふさわしい四条烏丸の銀行街からほど近い路地に位置する銭湯。平成の世の中にポツンと昭和中期の世界が控えめに展開している。
ここら辺、探せばまだまだレトロな家屋が残っており、四条室町上がる金剛能楽堂は有名で能楽金剛流の宗家が依然住んでいる。
都湯は狭い路地に面した前栽と黒地に赤のネオンと、二階にかかった右から読む「湯コヤミ」と歴史を感じる。
暖簾をくぐると「御婦人」「御殿方」のプレートがかかっている。引き戸の取っ手周辺が男湯だけすり減っているのは男の客が多いのか、男の手から溶解性のあるモノがでているのか。
脱衣場は小柄なおばあちゃんが一人で切り盛りしている。木製ロッカー、籐籠、浴室前上部壁のタイル絵は男湯が美保の松原からの富士山・女湯が天橋立。レトロな筆跡である。
珍しいのは天井に近いところにかかっているタオルで、常連さんのタオルを干しているのだと思う。あまり見ない光景だ。
浴室はビジュアル的ではなく、サッパリしている。浴槽枠にもタイルを使っているのはかなりレトロなタイプである。常連さんが多いが、会社帰りとおぼしき若い客もちらほらみられる。常連さんはきれい好きな人が多い(笑)。カラン前のイスを念入りに湯で消毒してから使う人や、浴室から出るとき自分が通る道に打ち水をしてから歩く人など。惜しむらくはその気配りを他人にも。 |