明田湯の入浴記

所在地 東九条明田10(九条烏丸から旧烏丸通を下ル)
休日 金曜日
営業時間 15:00-23:00
湯上りの感想
規模・座席数 タイルはレトロ風だが、一通り揃っている中規模銭湯。12席+カランのみが6席。
普通の湯船 浅い風呂はジェットと共用だがかなり大きい、深い湯船もある。
サウナ 6名程度、110度、BGMは演歌。
水風呂 ふたつある。ひとつはサウナ上がり専用みたい。
ジェット風呂 3基あり、各々噴射口は一つだが勢いあってよい。
電気風呂 固まるキツイ、10センチ以内に近寄ると筋肉つる。
薬用泡風呂 ジッコウの薬用風呂、ぬるめでゆっくりどうぞ。
印象 上京に住んでいるものにとって、京都駅の南は別世界である。豊臣秀吉が御土居をつくって京都の洛中域を定めたが、その南端の御土居が近代に入って京都駅を造るのに役立った。つまり御土居が今の京都駅のプラットホームの土台になったというのは、京都の歴史を語るときによく使われる逸話である。
京都駅を境に塀で区切られていた時期もあるぐらいだから、今でも道が通じていない。かなり迂回しないと向こう側へはいけない。不便である。
というわけで、ヘロヘロになって九条烏丸にたどり着き、烏丸通の西側に続く屋台横丁を眺めながら頃合い見計らって西に入ると明田湯はある。屋台横丁とは旧烏丸と今の烏丸に挟まれた細長い空間に飲み屋などが軒を連ねているものでなんとも不思議な場所である。
明田湯の外観は玄関が突き出したありがちな物だが、上の奥まった所をよく見ると唐破風がついている。なるほど、玄関は後から付け足したんだな。
19時に行ったが、ぼちぼち客が来ていた。脱衣場には公衆電話が設置されていたのが珍しかった。浴室はタイルの種類が多く鮮やかな感じがある。湯船にユッタリ浸かっているとおっさんが入ってきてタオルでゴシゴシやり始める。おいおい、このスカタン、なにしとんねん、それは湯船で脱糞、の次にやったらあかんことやぞ、と心の中で抗議。
話し変わるけど、拡声器を置いている銭湯多いですね?なんでやろ?