所在地・交通 |
紫野上門前16-1 |
休日 |
水曜日 |
営業時間 |
15:00-3:00 |
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印象・規模 |
最新設備が深夜3時までフル稼働、ナイスな銭湯。2階以上がマンションのビル銭湯、フロント式、右が男湯、浴槽群とカラン群がセパレート、カランは15席。 |
湯船・お湯 |
浴室入って右回りに、かかり湯、マッサージ風呂、スクリュー風呂、露天風呂、深風呂と電気電気風呂の複合、カラン群があってサウナと水風呂。 |
サウナ |
7人程度、テレビ付き、壁は石タイルで照明も明るめ。マットを敷く熱めタイプ。 |
水風呂 |
水温調節で夏でも冷たい、でかいライオンの口から打たせ。 |
マッサージ風呂 |
寝風呂タイプ、冷水管枕にジェット、土踏まず刺激、下から泡とゴージャス。 |
スクリュー風呂 |
利用者がスイッチを押して使う。お腹や背中、脂肪が気になるところに流水フローを当ててフラッター効果。浅めの浴槽であやしい動き。 |
電気風呂 |
ジーンタイプ、強めだが不思議と体に密着できる。小さめの浴槽で逃げ場がなくマゾヒスティック。 |
ミルキー風呂 |
円形浴槽、特殊な入浴剤で微細な気泡が優しく肌を包み込む。 |
露天風呂 |
二重扉の向こうには露天の岩風呂、竹をイメージした外壁と天井にかけての木壁が和風。 |
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感想 |
2004年7月金曜日2時
改装してから初めての入浴。2004年7月現在、京都の銭湯ではここだけというミルキー風呂があるという。ちょっとドキドキ。どんなんやろ〜。
思えばここは、私が銭湯めぐりをするきっかけとなった銭湯なのだ。先輩と深夜まで飲んで「あー、もう風呂屋閉まってしまいましたね。入りたかったのに〜」と言った私に先輩が「紫野温泉やったら3時まで開いてるで、連れてったるわ」。そのとき味わった冷水管枕付きの寝風呂の気持ちよさ、「今まで近所の風呂屋にしか行ってなかったけど、他探したらこんな良い風呂屋があるんや!」。
2階以上がマンションのビル銭湯、○○風呂と設備がずらっと書かれた縦長の看板が特徴、スーパー銭湯風の和風の軒瓦が建物を囲んでいる。向かいと南側に駐車場も完備。のれんの左側にはほこらが鎮座している。のれんをくぐり玄関スペース、おっと招き猫が2匹も、自動ドアの向こうはフロントと休憩スペース。入って右側がフロントで、左の壁側に四人掛けのウッディなテーブルが4つ並ぶ、コテージみたい。壁には「美大生が書いた」という噂(どこから聞いたんやろ)の油絵などが飾られてギャラリーさながら。
私はこういうフロントが入口向かって横側に付いているのがうれしい。のれんをくぐって、いきなり真正面から「おいでやす」と言われた気後れしてしまう。ジュースの自販機もあるのだが、フロントに声を掛けたら生ビールやおふろドリンクも楽しめる。漫画雑誌も充実。
脱衣場はサクラVのロッカー、カラン数同様、ロッカー数も改装前より少なくなっている。最近改装したところに共通することだが、それほど多数の客を想定していない。以前はどれだけ多くの客を迎えるかという点に腐心していたはずだが、今の銭湯利用者は空いた浴室で豪華な設備を堪能、ホントに恵まれているなあ。奧にドライヤーコーナー。壁にはクリスチャンラッセン(笑)。籐かごで、置き桶はなし。
浴室は脱衣場から3段ほど下がっている。以前もそうだったんだがサウナは脱衣場と同じ高さにあり、出張っている感じなのだ。ビル銭湯なので天井は高くないが、白い天井に壁はマーブルタイル、腰回りまでとその上で石目が変えている。照明も一つ一つが大きく明るい。浴槽枠は黒茶御影の重厚感、最新設備を備えている中で、昔ながらの掛かり湯コーナーがある。
まずはサウナ、むき出しのヒーターからの熱気が効くぜ。水風呂とのローテーションは至福の時。カランのシャワーは勢いがあって、隣の頭が薄くなったおっさんはシャワーの頭皮マッサージで悶絶寸前。深夜2時の浴客はおもしろい。ストレッチ、黙想、露天と脱衣場を入ったり来たり・・、思い思いに入浴を楽しんでいる、私もその中の一人。風呂上がりにフルーツ牛乳が染みわたる。大宮通を下がるともう一軒、深夜3時まで営業している門前温泉、紫野の銭湯激戦区はアツイぜ。 |