さくら湯の入浴記

所在地 五辻通七本松西入ル老松町103(西陣病院西館西)
休日 月曜日
営業時間 16:00-23:00
湯上りの感想
規模・座席数 ずんぐりとしたオーソドックス銭湯、10席+鏡付き4席+カランのみ5席。
普通の湯船 浴室奥に深い湯船、浅い湯船は泡ネオンと兼用。
サウナ 脱衣場一望できる場所、3名程度、温度計無し、BGM無し、22時40分に入ったらすでに半分さめていた、早めに入るべし。
水風呂
薬用ジェット 2基あり。入浴剤入り。
ネオン泡風呂 浅い湯船と兼用、パステル調ネオンです。泡は強力、気持ちいい。
シャワー室 個室式です。上から冷水、横から温水。
印象 2000年11月
上京区と北区との境目に位置するさくら湯。道を隔てて西側は北区です。付近のランドマークは西陣病院です。その西陣病院が面する七本松通は「西の寺町」と称されるほど寺院が多く建ち並ぶ、メインは今出川から丸太町までの間だが、さくら湯の近くにも有名な千本釈迦堂があります。
付近はいたって普通の住宅街だが、隣には理髪店(その向かいにはまた理髪店があり、競合しているが)、酒屋、飲み屋と続く地域コミュニティーを形成しています。
外観は看板がなければ民家と見まごう感じ。
店じまいの後
併設のコインランドリーは最新式
店じまいの後
暖簾がないと普通の民家
暖簾をくぐる、玄関は赤系のカラフルなタイルを使用。「半自動」と書いてある引き戸を引いて脱衣場にはいる。番台式で、番台のちょうど中央でカーテンが引かれてある。よっておばちゃんは男女どちらかにいることになる。
入った時間が遅かったので急いで服を脱ぐ。脱衣場の雰囲気は昭和的。やけに姿勢がいい招き猫とマッサージ機を「アンマ機」と表記しているところがツボ。そういえば最近「あんま」っていう言葉聞かなくなったなあ。「按摩」という字は「おさえるなでる」の表意でそのままなのだが音に出してみると不思議な言葉だ。あんまあんま。
入口側にテーブルとソファーの休憩スペース。
浴室は京都の銭湯は奥行きがあるタイプが多いのだが、さくら湯さんは横に広い。よって湯船は奥に一列に並んであり、両側にカラン、中央に島列カランが二列。なかなか珍しい配置だ。東京などはこんなタイプが多いらしい。
内装の基本は白タイル。所々に寒色系の波紋や不可思議文様が施されてある。床も青っぽい寒色。
カラン台の下部のタイルが緑と茶の彩釉タイルでお洒落。さくら湯のイメージといったらこの彩柚タイル。
22時40分に入ったらカランが一杯の状態だったので「23時終業といっても少しぐらい遅くなってもいいだな」と思っていたら、23時きっかりで女湯の照明が落ちた。そうこうしていると男湯もさっと潮が引くように客が出ていく。「騙された(笑)」と急いで体洗って出る。
時間の余裕があるときにもう一度入りに行こう。