栄湯の入浴記

所在地 小川通元誓願寺下ル靱屋町502-2
休日 火曜日
営業時間 16:00−23:00
湯上りの感想
規模・座席数 中小規模で細長。14席。
普通の湯船 前方後円墳みたいな形をした湯船が真中にある。後円部が深い方でべら棒に熱い所があり、前方部は浅く、一部にジェットがついている。
サウナ 4名。115度で熱かった。BGMは演歌系。
水風呂 水面近くに直径3cm程度の穴があり、女湯につながっているが覗こうという人はいない。
ジェット風呂 前方後円墳形の風呂についている。
薬用泡風呂 超音波風呂として、バスクリン風呂があり、温くてゆっくり入れる。
印象 住宅街の一角に祠が安置されているのが目印。看板に「麦飯石風呂」と書いてあったので楽しみにして入ったら、おばちゃんの云うところ、それは浴槽に使われている石の事らしく僕にはよく分からなかった。玄関がやけに広く何処に履物を脱ごうか戸惑ってしまうほど。男女別に入るが番台式ではなくフロント式に近い。脱衣場と浴室の境目が入り組んでいて、珍しい造りである。レトロな感じのする銭湯の特徴であるのか栄湯もタイル芸術が立派で、竹薮タイル、鯉の滝登りを描いたタイルがあり、前方後円墳風の浴槽の枠に使われている青いタイルがいい味を出している(これが麦飯石だと思う)。
また、レトロなタイプの特徴として、サウナが脱衣場の隣にある。蛭子湯もそうである。21時に行ったが、客層は年寄りが多く、常連同士が介護保険について、「そんな殺生な−」と話していた。男湯と女湯の境が低く、190cmの男であれば覗こうと思えばいけるかも知れない。レトロな銭湯は造りに遊びがあるなあ。


1999年入浴