京極湯の入浴記

所在地 土屋町一条下ル(隣は散髪屋)
休日 月曜日
営業時間 15:00-0:00
湯上りの感想
規模・座席数 中小規模だが脱衣場は広い。17席。シャワーは勢い弱い。
普通の湯船 大き目の深い風呂。
スチームサウナ 5名程度。時間によって温度調整のため凄く熱くなる時がある。
水風呂
薬用ジェット風呂 珍しく「バスフラワー」というメーカーの入浴剤看板である。ジェット(超音波)は勢い弱く申し訳程度なのが2基あり。
電気風呂 ちょうどいい、きつくて細かい周波で固まる系。
泡風呂 普通の浅い湯船の代わり。
打たせ湯 一番の特徴である。普通下に湯船があるが、京極湯のは湯船はなく個室シャワー式になっており、ボタンを押すと適量の打たせ湯が出る。
印象 西陣京極内にある。西陣京極とは、千本界隈にある盛り場の一つで、細い路地にスナック、パチンコ、ペットショップ、飲食店、ゲイ映画専門映画館、所狭しと建ち並び、町の入口に横断看板「西陣京極」が掲げられている。私が大学に入って、初めて京都を感じたのがこの町である。往時の繁栄を想像しながら現在のいくぶん寂れた町並みを見て歩くのが好きで何ともいえずドキドキする。千本付近は余所者は触れちゃいけない歴史のようなものが感じられる。
看板が路地に突出しており目立っている。門の内に植え込みがある古風なつくり。番台を通って脱衣場に入ってその広さに感心する。黒い招き猫、大阪オリンピック誘致のポスター、大入りの額、京都新聞、数種の雑誌。浴室は細かいタイルが特徴的、大阪の実家の風呂場のタイルと一緒だったから、昭和40年代後半のモデルか。打たせ湯がオススメ。