京の湯の入浴記

所在地 下長者町七本松西上鳳端233
休日 月曜日
営業時間 15:00-0:00
湯上りの感想
規模・座席数 落ち着いたハイカラ銭湯、10席+2+2席。中規模。
普通の湯船 男女壁沿いに浴槽群。深い湯船、浅い湯船。特に深い湯船はラドン温泉。ブランドは「ふろふろ太郎」っていうラドン。袋に入ったラドン石。
サウナ 脱衣場側右。4名程度、100度、BGMは演歌。体感温度は熱め。
水風呂 珍しいことに泡風呂。快適です。
ジェット薬用 2基あり。バスクリン入り、ネオン付き。
電気風呂 低周波治療器のタタキの感じ。
薬用風呂 白山湯、白濁色で、岩間温泉の噴泉塔の湯ノ花使用。
印象 外観2001年1月
今出川・丸太町間の七本松通界隈は寺院と織屋さんの町。バッタンバッタン、織機の動いている音が聞こえてくる。
隣が理容店、向かいはお菓子やというベストポジションの京の湯についたのは夕方。まだ付近には織機の音が響いている頃。

暖簾をくぐると正月ということもあってか大きな壺にたいそう立派な生花がいけてある。その横におやこガエルの陶器。横に広いタイプの玄関です。
男湯は右側、脱衣場は番台式、全体の印象はさすが西陣だけあって色使いと模様が凝っているなあという感じ?
男女壁に沿ってベンチ、金の招き猫、「湯乃京」と太筆で書かれた屋号の額、脱衣場に張り出したサウナの壁に効能書き。
天井は男女壁上に亀甲紋をあしらった黒の壁紙、浴室前はワイン色と藍i色のタイル、浴室への戸はガラスが緑に彩色されている。
浴室前には「客の鈴成」という縁起物の鈴がついた額を飾っているのが印象的。

浴室は床に滑り止めも兼ねて鹿子模様をあしらった暖色タイルが特徴的。床タイルとしては見た目も機能も一級品ではないでしょうか。浴槽枠は赤御影でカラフルさを出している。奥壁は焼き付けで洋風の家をモチーフにした図柄を点描している。
早い時間に風呂に入りにくるのは長湯の人が多い。湯船の横でボケッと昼寝したり、電気風呂に20分以上入ってるお爺ちゃんがいたり、時間の感覚が外界と違う。よって全部の湯船を試すのにはかなりの時間を要する。