石川湯の入浴記

所在地 下長者通六軒町東入ル七番町3300(市バス千本出水)
休日 日曜日
営業時間 14:30-23:30
湯上りの感想
規模・座席数 とってもヘルシーな脱衣場がユニーク、8+シャワー無し6席。
普通の湯船 浴室中央に楕円形の浴槽があり浅い湯船と深い湯船が半分半分。
サウナ 3名程度、僕が行ったときは80度と低くて使えなかったがいつもはどうなんでしょうか?
水風呂 つめたいよ。
ジェット風呂 浴室奥に3基あり。
打たせ風呂 ジェット風呂の片隅でワンルームマンションのユニットバス風の敷居カーテンをつけてオリジナルな打たせ湯を展開。
薬用風呂 酵素風呂
印象 外観2000年12月
このレポートを書いているのは2001年の1月も下旬なので薄れた記憶をたぐり寄せているのであるが、ここのご主人が健康にとても気を遣ってられる方で脱衣場に健康器具が一杯だったという印象が強烈にある。
とても印象に残る銭湯だったといってもいい。
付近は水上勉の『五番町夕霧楼』などで有名な歓楽街だったところ。いまは千本上長者を西に入った突き当たりのポルノ映画館千本日活がぽつねんと異様を放っている。
そこから半町ばかり下がったところにある石川湯。

脱衣場はレトロ、格天井、窓付きキングロッカー、水槽などが基本アイテム。その他目に入るのは石原裕次郎の「よろこびの特使・松竹梅」との有名なフレーズの大型ポスター。これはかなりのインパクト。
しかし裕次郎をしのぐインパクトを持っているのはやはり健康器具。一時期流行ったブルブルベルト、ルームランナー、そして色々体調管理が出来そうな大型デジタル体重計・・。
いづれも一人で行って使うには勇気がいるモノばかりだが(実際何回か行ったが使っている人を見たことがない)、ないよりある方がいい。
それとふと気がついたのだが、関西の風呂屋に一般的に敷いてあるゴザ、その下は板間になっていることが多いのであるが、ここは石土間だろうと思われる。

浴室入口は一般よりも段差があるタイプ。関西風ですね。
浴室中央に湯船があるのは段々減ってきているタイプなのかなあ。懐かしい感じがします。
カランシャワーは弱め。浴槽のタイルはいずれも小粒でレトロタイプ。
外観ではわからないが再訪したい銭湯である。