恵比須湯の入浴記

所在地 猪熊通出水上ル蛭子町365(堀川下長者西入る)
休日 第1第3月曜日
営業時間 15:30-0:00
湯上りの感想
規模・座席数 小規模。7席+シャワーなし6席。
普通の湯船 浴室中央に浅い湯船と深い湯船。
水風呂 壁が貝殻をモチーフにしたタイル。
電気風呂 「電氣」と旧字で書いていた。周波は大きいが固まる感じ。
薬草風呂 「中将浴剤」という、なかなか大きい薬草湯である。製造元は東京都世田谷の東京浴剤本舗の入浴剤を使っているとかいてあった。ジッコウが布袋に入れられて浮かんでいた。
印象 上京の堀川通りの西側に位置する堀川商店街を自転車でよたよた走っていたら、下長者にかかった時、湯の香りがした。そこで西に少し入ると恵美須湯の看板があった。金曜日の夜だったけど、結構前に自転車がとまっていた。前の塀にカメラ設置と看板がかかっていたのがちょっと気になって、きょろきょろしてみたけど、何もなかった。ひょっとして、風呂場にカメラ設置してあんの?まさかねー、とくだらないことを考えながら、番台でお金払って服を脱ぐ。レトロな感じ。
ジェット風呂や泡風呂など動きのある風呂がないので、カランを使う音がやむとシーンと静まり返る。いつも風呂場は騒々しいもんだという印象があるから新鮮な気持ちになった。タイルは、金閣寺か銀閣寺を描いているのと、男女を分ける壁の上をアーチ上にまたいでいる壁面に三保の松原から見た富士山が描かれている。作風から言って、新町上立売上ルの蛭子湯と同じタイル職人によるものだろう。床はグリーン、真中が空洞のガラスを所々にはめ込んであるのが落ち着く。


2000年入浴