若松湯の入浴記

所在地 白川筋三条上ル(東山三条東2筋目上ル、または神宮通仁王門にある白川を下がり石泉院橋を西に)
休日 看板には金曜日とあったが脱衣場には日曜日と書いてあった。日曜日だと思う。
営業時間 16:00-23:00
湯上りの感想
規模・座席数 京都の銭湯は近年改装済みの所が多いので、その中ではレトロなほうの中小規模、14席+カラン3つの円柱カラン台が2つ。
普通の湯船 深い湯船と複合風呂。
複合風呂 ジェット3基、泡風呂。
電気風呂 振えは大きめ、で緩い。
印象 風邪をひいたゴールデンウィークは惨めだ。ずっと家に一人で居ても腐るだけなので、京都の大学に通って7年目で初めて、みやこメッセの古書市に行った。行く時間が遅かったのですぐ閉店だったが、思ったより大規模でいい本ありそうなので明日また出直そうと、今日は近くの銭湯に17時に入る。
銭湯の前で自転車を止めていたら、外国人連れの観光客が旅館への道を聞いてきた。銭湯に来てるのだから地元民に違いないと思ったらしいのだが「目の付け所は良いがそれほど地元でもないんだよ」と申し訳ない気分になる。ちょうど持っていたぴあマップにその旅館が載っていたので役に立ててよかったのだが。そういえばこの辺り、白川沿いを中心に旅館、民宿が多くGWともなれば観光客で一杯だ。ついでに私もなんとなく観光した気分になった。なんたって白川沿いは車が通れない細い道でとても静か、お勧めの京都です(哲学の道よりよっぽど思索に耽られる)。
そういう旅館街の一角なので若松湯のタイルレンガの外観はモダンに映ります。脱衣場は金の招き猫、七福神の額、お稲荷さんの神棚の銭湯三種の神器が揃っている以外目に付くものはなかった。浴室は湯船が奧にかたまっている配置で、カランがユッタリしているのが特徴のタイル細かめのもの。水風呂がないのが珍しい、というか50件近く京都の銭湯入ったけど水風呂がないのは初めて。その代わり全身水シャワーがあるのが救い。
夕方の銭湯で地元のおじいさん連中とユッタリした時間の流れを楽しむ。