大黒湯の入浴記

所在地 本町新6-212(川端七条東入る北側)
休日 土曜日
営業時間 15:30-0:00
湯上りの感想
規模・座席数 七条通に面した昔ながらの小規模銭湯。10席+シャワーなし3席。マイルドウォーター使用。
普通の湯船 深い湯船、比較的に熱い湯です。
水風呂
ジェット風呂 浅い湯船、2基あり。
薬用泡風呂 熱いです。
印象 川端七条から少し東に歩いたところ、昼間は京都女子大学の学生、京都国立博物館・三十三間堂などを目指す観光客が目立つが、夜は地元のおっさんがお好み焼き屋で一杯、という感じの町。
大黒湯はそんな飲み屋・商店が軒を連ねている中では目立たない看板。構えをくぐると「空豆地蔵尊」という祠があって、結構由緒ありげ。明治4年の刻みがあったのでそれ以前のものだと分かるが、空豆って一体なんだろう?
暖簾入り口は七条通に面した構えより少し奥まったところにあり、「湯男」と右読みの旧式の看板が。玄関脱衣場一体型である。
脱衣場は、ロッカーが縦長で、それにあった籠、つまり底深縦長の籐籠が入っている。普通関西は底が浅い長方形の籠を使っているところが多いので、北区の明治湯の丸籠と並んで珍しいものである。
浴室入り口上部に富士山(男湯)・日本アルプス(女湯)のモザイクタイル、ポピュラーなもの。
浴室はこぢんまり。湯が比較的熱いのでカランではイスに座ってないと後の湯船からあふれた熱い湯がタマタマにかかるかもしれない(王貞治状態)ので要注意。
カランの横にはマイルドウォーター用のチョロチョロ出るカランがあって、健康にいいと評判である。
客層は常連多し。「40年前の話やけど・・、」と語るおっさんの周りを数人のおっさんが囲んで湯船端会議。ああ、早く「40年前の話」を語れるようになりたい・・、ようななりたくないような(笑)。
ガキ大将はいつになってもガキ大将なんだなあ。