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大正湯の入浴記
所在地 |
新町13丁目290(丹波橋付近) |
休日 |
木曜日 |
営業時間 |
16:00-23:00 |
湯上りの感想 |
規模・座席数 |
旧街道沿いの地元密着銭湯といった感じの小規模銭湯。8席+シャワーなし8席 |
普通の湯船 |
深い湯船 |
水風呂 |
○ |
ジェット風呂 |
2基あり。 |
電気風呂 |
電流はきつめだがゆったりした設計なので気持ちいい。 |
薬用泡風呂 |
○ |
印象 |
2000年8月
世間はお盆休み、いつも大学の周りでふらふらしている学生でもお盆の時期だけは大学が閉鎖されて路頭に迷う。こういう時は普段行けない遠い銭湯に行こうと、一路伏見区をめざす。
以前大学の実習で通った丹波橋付近に数件銭湯があるってことはチェック済みだったので、地図も持たずに出発。
24号線南下、すぐ着くはずなんだが・・。伏見区は京阪、近鉄、JRと鉄道が並行して走っていて国道によくあるような「右折300メートル○○駅」といった標識を作ったらきりがないと行政があきらめているのか知らないが、標識が全くない。あるとしても「奈良方面」とか「烏丸五条15キロ」」とか、わかっとるっちゅうねん的なものである。
結局、見つけた銭湯「大正湯」はタウンページに載っていない地元密着(マイナーな)お風呂屋さん。
暖簾くぐって、横長で狭い玄関、番台・脱衣場ともにいったて普通。伏見区だからってなんか変わってるでもなし。
金の招き猫はちゃんと大福帳持ってるよ。
浴室はシンプルシンプルプルンプルン。浴室中央に並んでいる浴槽枠が黒白のシマシマなのが特徴か。
こういう時はおもろいおっさんがいてくれればいいのだが・・、周りを見渡すと島木譲二もしくは山口組4代目の竹中正久タイプのやっさん(つまり、太めの筋肉質)が湯船に浸かりながら雑誌読んでた(笑)。
注意書きで「浴室に新聞雑誌などを持ち込まないで」由の張り紙がある銭湯は多いが、そんなヤツおらへんやろと思っていたし、実際やってる人初めて見た。やっさんだけに「アサヒ芸能」とか「実話時代」なのか。あまりの衝撃(笑撃?)にそれをチェックするのを忘れてた。
色々イメージをふくらませながら身体洗っていると隣に座ってきた。譲二は挙動不審、浴室と脱衣場出たり入ったり。スキンヘッドはタオルで洗うということを、初めて知った。
そして、目があった譲二は意外と可愛かった。
男女壁を越えて声が飛び交う地元密着型お風呂やさんである。
向かいは理髪店。 |
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