‘銭湯生活’ カテゴリーのアーカイブ

銭湯12中国の銭湯4

2006年3月2日 木曜日

中国で銭湯以外の湯船に浸かった2回目、これは安徽省の淮南でのこと。朝4時という時間も省みず淮南で途中下車。駅前で拾ったタクシーの若い運転手の家になぜか遊びに行くことになり、彼の手料理を食べながら(中国人は男性でも料理ができる人が多い)、アルコール度数55度の白酒を1本空けて2人とも泥酔してしまった。

彼の友人のタクシー運転手を呼んで、泥酔したまま遊びに行き、最終的に入浴施設にたどり着いた。看板になんと書いてあったのか、ジャーナリスト魂を振り絞って写真を撮ったのだがすべてぶれていた。ここは健康ランドのような大型施設で、個室があってベッドで仮眠できるゴージャスなところ。都市型スパというべき、大きな浴槽があってジャングルをイメージした趣向が凝らしてある。

しかし、電気やジェットといった付加価値のある浴槽はほとんどなく、主浴槽にも入らずに立ちシャワーブースで体を洗うだけの人が多い。このような都市型スパは中国の沿岸部で近年ブームらしいが、楽しみ方が日本と違うようだ。さっぱりとして風呂上がりに部屋に戻って、脱ぎっぱなしにしていたズボンをはいて気づいた。隠しポケットに入れていた現金がない。日本円にして2万円分、果たして誰がとったのか。彼ら2人は一緒に風呂に入っていたし、「店員に取られたんだから仕方がない」と慰めてくれたが、その慰め方は何かおかしい。

銭湯11中国の銭湯3

2006年3月1日 水曜日

中国の銭湯で湯船に浸かったのは1度だけだが、銭湯以外で湯船に浸かる経験は2回あった。1回はチベット自治区西部の町、阿里(獅泉河)でのこと。インドとの国境問題のため大規模な人民解放軍の駐屯地がある軍隊の町だ。この町に来るために2日間バスに揺られて体はほこりまみれ、なにせバスの中まで砂ぼこりが入ってくるのだ。

午前中にホテルに部屋を取ってとりもあえずシャワールームを探す。部屋にシャワーはないから、ホテルの浴室を使えという。客室フロアからドアをいくつか通り、美容室の隣にシャワールームはあった。中国の地方都市で美容室というのはたいがいアヤシイ場所である。案の定、シャワールームは真っ赤な床にピンクの間接照明、壁には白人の男女が絡み合うポスターが張られてある。

そこに木製の湯船を発見、阿里からチベットを回るコースに入ってしまえばあと10日はシャワーも浴びるところがないので、ここで入り納めするしかない。湯船はあまり使われていないらしくほこりがたまっていたのを掃除して湯をため、しばしの極楽極楽。あまりに気持ちよかったので夜にもう1度入ろうとしたら小姐が「客がいるからダメ!」、私も客なのだが・・貧乏旅行者とは客単価が違うようだ。

【写真:あまりにもアヤシイ雰囲気の漂うホテルの浴室だが町のコインシャワーに比べるとかなり快適な空間】