某就職支援センターのイベント「グループ討議」に参加した。何を討議するのか、どういう人が参加するのかまったく前情報がなかったし、何で参加したのかすら覚えていないが、まあ、人と話したかったのだと思う。
議題は「会社の選び方」。1回こっきりの会だと思っていたが、継続したワークグループのようだ。専門のファシリテーターがいるわけでなく、全くのセルフヘルプで持ち回りで司会を担当している。それで「会社の選び方」を話し合うのはなかなかつらい。20歳高卒ニートと30歳営業マンの話をかみ合わせて実りのある会話に持っていくのは至難の業だ。雰囲気もなれ合いだし、30分くらいで話のネタが尽きた。いや、こんな壮大なテーマで尽きるはずないのだが、司会の気持ちが萎えたと言うべきか。
「もう会社選びについて話すこともないので、今後このグループを続けるかの話し合いをします」。初参加では私と第二新卒程度の若い女性がいたのだが、彼女は明らかに困惑している。就職に役立つ話をするために参加したのであって、グループの運営を話し合うつもりはないのだから。
さらに、どうすれば活動が盛り上がるかの意見交換で、「女性が参加しないのはさみしい。どうすれば女性が参加してくれるか」が重要議題に上がってしまった。その時点で童貞の私は恥ずかしさに悶絶していたが、追い打ちをかけるように初参加の彼女(女性の参加者は1人だけ)に「どうすれば女性が参加するようになるでしょうか」と時速160㎞の直球質問を投げつけてくる。彼女は「はぁ・・」と言ったきり黙ってしまう。あぁ、リンチだ、いや、コントかな。
答えは(1)ちゃんと就職をして給料もらえる身分になれば、職場の女性からでも話しかけてもらえる(2)10人の男ががん首そろえて女が(来て)ほしいというグループには絶対に女性は参加しない、だと思うが、言えるわけない。話し合いの場に出会いを求めたらあかんだろう、いや、いいのかな、どっちだろう。しかし、就職活動にかこつけて、グループ面接のあとお茶に誘ったりするのは新卒までしか絵にならないと思う。あれはけっこう楽しい。
女性うんぬんについては彼らに悪気があるわけではなく正直すぎたわけだが、半年ほどメンバーが替わらない就職活動のワークグループを継続させるかの問題はなかなか深いものがある。就職活動のワークグループは本質的に継続を目的としない(就職すれば抜けていくわけだから、誰もいなくなる状況が最終目標)。グループに何を求めるか、早期の就職よりも仲間を求めている人が多いのなら、これでいいのかもしれないが難しい。冒頭に書いたように私も「人と話したかった」ので参加したのだから。
10月4日に記述。