2006年9月21日 のアーカイブ

工場見学 DN15

2006年9月21日 木曜日

某ヤングな就職支援センターの社会見学イベントに参加した。三洋電機大東工場、そう、家から歩いていける距離だから。残暑の厳しい昼下がり、参加者5人は日陰を選んで住道駅から工場に向かう。定員15人のところ、5名の参加とは寂しい。「サービス業とか華やかな職場の見学は人気があるんだけどね・・」と担当者、日本の将来がちょっと心配。

見学は13時半から15時過ぎまでの100分コース。まず会議室で社史のビデオを見る。創業家のカリスマに頼れば個人商店的な野暮ったさが残る、そんなジレンマがにじみ出たなかなか興味深い内容。それから赤い制服の美人広報がDIカンパニーのデジタルカメラ工場の製造現場を案内してくれる。

製品開発を担当するモデル工場だけあって、見学用の導線が敷かれ各工程には説明用のモニターがついて非常に分かりやすくなっている。この工場では工程ごとに仕切られた部屋で手作業で組み立てるセル方式を採用しているので、「広いフロアにコンベアライン」の従来の工場イメージとはだいぶ違う。作業台がキャスター付きでいつでも動かせたり、フレキシブルな印象だ。見学できたのはXacti(ザクティ)シリーズの製造工程で、生産数の大部分を占めるOEM製品はスクリーンの向こう側だった。

一番印象に残ったのは、現場で働く人の姿がこぎれいなこと。派遣、請け負いの社員だったのだが、女性はピンクとグレーの制服スカートできちんと化粧をしている。そのまま服を着替えたら接客もできる姿の人が黙々と機械を組み立てている。働く人の文化的なクオリティーの高さに感心した。