2006年9月19日 のアーカイブ

北京的西瓜 DN13

2006年9月19日 火曜日

北京的西瓜 デラックス版
大林宣彦 ベンガル もたいまさこ
B00005NS3V
1989年封切りの作品。貧乏な中国からの留学生に(経済的援助を含めた)親切をかけるのにのめり込むあまり店が傾いてしまった八百屋の話。最後はその八百屋を留学生が手伝ったり、北京に八百屋夫妻を招いて謝恩会を開くなどその親切が報われるわけだが、それまでの間イヤなドキドキ感がなんとも言えない。今はまだ経済レベルが違いすぎるので比較できないが、中国人と日本人との間にある「親切心」についての価値の相違は興味のあるテーマだ。同じだけの財力があれば、中国人の方が他人とのコミュニケーションに長けているだけ、親切に見えると思っている。

1989年は天安門事件の年であり、この作品の制作にも大きな影を落とした。直接的に抗議するのでなく37秒(1989年6月4日)の空白を入れたり、メイキング映像を挿入するなどして違和感を表明している。

ちなみに今日も一日中寝ていた。