2006年7月16日 のアーカイブ

第七餃子店―金沢

2006年7月16日 日曜日

060720 085.jpg金沢で餃子といえばホワイト餃子系の第七餃子店。金沢で学生生活を送っていたいとこに「週に何度か行く店」と連れて行ってもらってから、あのシナモンがきいた味が忘れられず機会があればもう一度行きたいと思っていた店。金沢駅からバスで30分ほど(その日は市内で道が混んで1時間近くかかった)の郊外にあるので、観光のついでにちょっととはいかず10年ぶりに訪れる。工場のような外観、駐車場100台とリニューアルしてでかくなっていた。

1階はコの字型カウンター席で、2階は有料座敷になっている。昼13時に着いたときにはカウンター席を取り囲むように順番待ちができており大盛況。30分以上は待っただろうか、ようやく席が空いた。めったに来られないのでここぞとばかり、ホワイト餃子大、水餃子、蒸し餃子、豚汁、ライス大と大食い。以前はシナモンそのものを食べているのじゃないかと思うほど強烈な印象があったのだが、今回はまったくシナモンの香りがしなかったのでちょっと期待はずれ。皮が分厚いボリューム系で、うまいのだけれど味が変わったのか私の舌が肥えたのか、味よりもホワイト餃子をフライパンでゆでて、お湯を捨てた後に油で揚げるという工程を眺める方がなんともおもしろく、退屈はしない餃子専門店である。

お茶漬け・志な野―金沢

2006年7月16日 日曜日

040715 068.jpg海酸漿を出てホテルに戻り、土曜の夜限定の金沢ライトアップバスに乗り込んで土砂降りの中、ひがし茶屋街などを見て歩く。もうなんというか水責め、拷問で靴の中びしょびしょ。片町で降りて念願のお茶漬け「志な野」に入る。

店主が「ヤッホー」しか言わないと一部では超有名なお茶漬け屋で、5年以上前から金沢に行く機会ごとに訪れるのだがいつも閉まっており(お盆休み?)、店が開いているのを見るのは初めてでちょっと緊張する。ちょうど開店直後の21時半にその日初めての客として入って他に誰もいないので勝手が分からない。う~ん、先達はあらまほしきことなり。席に着く前に「ヤッホー」とあいさつすべきかどうか迷っていたら奥さんが「ヤッホー、いらっしゃい」と声をかけてくれた。あれ、日本語も通じるのか、それならとおそるおそる「ビールください、・・・ヤッホー」と消え入りそうな声でまず第一ヤッホー。

どうして注文したらいいものかと思案していると「お茶漬け二つね、ヤホー」とすでに作りはじめている。そういえば、志な野茶漬け730円以外を注文する人はいないと前情報では聞いていた。奥さんは「ヤホー、ヤホー」と言ってくれるのだが、主人は終始無言。きっと店に入ってきたときに元気よくヤッホーと言わなかったから嫌われたのだと落ち込んでいるといきなり大声で「ヤホ!!」と叫んできた。怒鳴りつけると言った方がいいのか、暴力的な接客である。10分もすると他の客がぞろぞろと入ってきたので様子をうかがっていると茶漬けが用意できるとその合図として店主が怒鳴りつけるようだ。

皿に漬け物や梅干し、焼きシャケ、ゴリの佃煮など並んでおり、それをご飯の上に置いて客がおのおのダシをかけて食べる。一杯の量は少ないのでお代わりをするのだが、その際は茶碗をつきだし「ヤホー」と言えばご飯を寄せてくれる。私は6杯でお腹いっぱいになったが過去最高記録は24杯だと張り紙がしてあった。ちなみに発音は「ヤッホー」ではなく「ヤホー」もしくは「ヤホ」だ、あの山に向かってせーのってな牧歌的なノリではなく、もっと殺伐としている。何杯かお代わりしているうちにヤホになれてくるのだが、やっぱり茶漬け屋は飲んでできあがってから行くべきである。