ジョブカフェのついでに天満橋・OMMビルで開催の古書ブックフェアを訪れた。本は買っても読まないのは分かっているので収穫はちくま文庫の一冊だけだったが、偶然に大学・大学院時代の同回生Sに会った。やっぱり外出すればいいことがあるものだ。
変な話、大学院の友人は無職という身分を許容する人間が多いので接していて楽だ。彼は私と違って修士、博士と順調に進んで今は研究生なのだが、生活基盤は授業アシスタントと塾講師のみと心許ない。研究者をめざす20代後半、30代前半は才能と努力のわりに不遇という典型だ。
彼は高校の講師をしているとばかり思いこんでいたので、塾講をしているのは意外だった。尋ねると、高校の教師をやりたいのはやまやまだが教員免許を持ってないとのこと。「いのきん、免許使わんねやったら貸してーや」「貸せるんやったら貸してやりたい」と、冗談を言い合ったが、実際、ほとんどの社会科教員より専門分野の知識が深いだろう彼が教壇に立てないのはもったいない。私の生徒時代を思い出しても、個別の専門分野がある講師の授業は、職業教師には出せない味がある。しかし、免許制度はどの世界でも最低限のルールだから仕方がない。
それはそうと、私の教員免許も危ない! 取得すれば一生有効だと思っていたのだが、近い将来更新制度が導入されるらしい。 教員免許、現職も「更新」固まる(6月26日asahi.com提供)
いまのところ教員免許を仕事で使う予定はないが、今後もどのような形式であれ将来を担う子どもたちとの接点はあるはずだから、せっかくだから持っておきたいなー。通信教育+週末スクーリング程度で許してよね。