2006年3月 のアーカイブ

中国の安全第一

2006年3月14日 火曜日

北京オリンピックに向けて槌音響く北京、下町の風景もここ数年でがらりと変わっている。どこもかしこも工事中だが、その工事風景は日本では考えられないほどワイルドだ。近年、日本の都心部ではマンションの建設ラッシュだが現場はパネルなどで覆われて実際の施工風景を見る機会は少ない。対照的に北京の繁華街のど真ん中でもうもうと土煙を上げて解体工事を進め、放水しているさまはなかなか見応えがある。

通りを歩く人は口に手を当て、現場を抜け出したあとで服を払っている。道路舗装工事を昼間の人通りが多い時間に囲いも警備員もなしにやるものだから、まだローラーをかけていないアスファルトの灼熱地獄を通行人がどんどんと踏み固めていく。たまにつまずいてヤケドした人が作業員と怒鳴りあっている。こうなると工事環境がどうのという問題を超えて「北京の工事現場」は、“日本ではもう見られない”的な観光資源になるのではないかと思えてくる。北京っ子はたくましくなるはずだ。

【写真:北京の繁華街・大柵欄にがれきの山】

中国のトイレ

2006年3月13日 月曜日

中国を旅行して一番困るのはトイレではないだろうか。個室があるのは一部のホテルや観光地だけで、公衆トイレは便器ごとの仕切りがない。田舎に行けばトイレがあるのはまだいい方でほとんど野外だ。バスが荒野のど真ん中で途中停車すると男性はバスの周りで用を足す。男性が一段落すると女性はバスから遠くて見えないところまで歩いてしゃがむ。バスから見えないのでたまに忘れられて発車したバスを大声で追いかけることになる女性には心から同情する。

写真(汚いので小さめで)はネットカフェのトイレ風景、一見普通だがよく見ると恐ろしい空間だ。さすがに先客の横に座る勇気はない。地元の若者に「君だったら座れる?」と尋ねたら「いやー、さすがに若い人にはムリ」と苦笑していたので、今後は中国のトイレ事情も変わるだろう。