2006年3月10日 のアーカイブ

中国の職業観

2006年3月10日 金曜日

ゼニの話題、というと中国では初対面の人に「給料なんぼもろてんの?」と平気で尋ねる。列車に乗るたびに相席した人に給料を聞かれるのだ。いくら日本で安月給でも人民元に換算すると高給取りになって嫉妬されるから「そのうち家賃で何万、食費が何万、残った金は中国人と変わらないよ」といつも言い訳をしていた。事情通になるとニヤニヤしながら「日本人のわりに意外と少ないな」、よけいなお世話だ。

大学はどこだ? 次はどんな会社に勤めるのだ? おまえだったら教師に向いている。教師はいいぞ、私は息子の担任の先生を年2回自宅に招待してごちそうを食べさせて、もちろんおみやげも付ける。30人学級だったら年60日はタダ飯だ、春節には家が贈り物でいっぱいだ。日本に帰ったら教師になれ。

「日本でそれをやったらクビになる」と私は言う。なんで? 息子に良い成績をつけてもらうために教師を接待するのは当たり前じゃないか。中国ではそのようにして教師を敬っている、日本人は教師を敬わないのか、失礼な国民だなあ。・・・かみ合わない話は列車の終点まで続く。