中国の中国料理はどこもうまい。中国の中国料理、という言い方は妙だが、中国はモンゴル人もウイグル人もチベット人も一つの国をもてるくらい大勢いてそれぞれ食生活が違う。いろんな料理がある中で中国料理はどこでもうまい。あまりにどこも同じようにうまいので、その秘密を知ろうと厨房をのぞいたら、グルタミン酸ソーダ(味の素)をドバドバ入れていた。電車の中で知り合った中国人カップルとご飯を食べに行ったときのこと、スープの味が物足りないとテーブルに置いてある味の素を大さじ2杯入れやがった。満足そうに食べる彼らを眺めながら私はスープが飲めずじまい。そもそも、食堂のテーブルにドデカイ容器に入った味の素を置いていることがすごい。中国のダイナミックさにはほとほと脱帽なのだ。