2005年4月23日 のアーカイブ

京都旅行~博物館・能楽編

2005年4月23日 土曜日

京都国立博物館で「曾我蕭白 無頼という愉悦」展を見る。博物館のまわりには「円山応挙が、なんぼのもんぢゃ!」とキャッチーなのぼりが。展覧会に行くと「まわりの人は一体どういう気持ちで見ているんだろう」といつも気になる。Googleで曾我蕭白展に行った人のブログを検索すると、みんな感受性豊かで評論技術をもっている(から書いているのだろうが)。展示を見ながら私は「何がおもしろいんだろう? この場で退屈しているのは私だけかもしれない。私には感受性と芸術作品を見る素養が欠如しているんじゃないか」とそんなことばかり考えている。

蕭白のたしかに奇っ怪な画風はユニークだし、登場人物の目ジカラは定期入れに収めたいと思わせるものだが、水墨画って中国の古典を画題とした作品が多いから現実感がないんだよなあ。絵画の現実感ってなんだろ。そんなのなくても絵自体を楽しめたらいいのだけど。整理・分類化する見方、たとえばいろんな作者の寒山拾得図を見比べて「ああ、ここが違う。こっちがいい」とか、そういう楽しみ方しかできないのじゃないかな、個人的に。

三十三間堂を通り抜けて、お好み焼き屋「吉野」で昼食。煮こごりを食べる気満々だったのだがメニューから外れていた。この店、タクシーの運転手が修学旅行生を引き連れて食べに来るという構図がちらほら、何とも言えず「京都らしい」。味はホルモン系がしっかり入っていておいしいのだが。

丸太町の嘉祥閣で同研能、能を見たことがない友だちを連れていく、橋本光史の「熊野」。謡が心地よくてすやすやと眠れたとの弁、おぬしなかなかやるな。それから烏丸を渡ったBRUNBRUNでケーキを食べ、子ども未来館で遊ぶ。三条のニュートロンで日向一夫「娯楽絵画Vol.3」展、日向さんからお菓子とコースターをもらう。

映画『みんなのいえ』、三谷幸喜監督、2001年、を見る。いろいろ謎が残る映画。