岡村ちゃん大百科 [8CD + 2DVD] (完全生産限定盤) [LIMITED EDITION]に付属しているビデオクリップ集『e-clips』を借りたので見る。
岡村靖幸のビデオクリップはあまり見たことがなくて、“動く岡村ちゃん”は新鮮である。80年代後半から90年代初めが彼の主な活動時期(現在も続けているのだが、本人もリスナーも「こんなんじゃない」と思っているはず)で、しぼりの効いたパンツやホステス髪に時代を感じる。
それにしても岡村ちゃんはカッコ良い。一般的には「キモカッコ良い」のだそうだが、秒単位でキメる三白眼、小動物のように器用に動く手足を駆使したダンス、シチュエーションはいつも複数の女性の間を入ったり来たりのもどかしげな岡村ちゃん。「だいすき」のシンプルな空間構成であの顔芸がいきいきとしている。全体としては非常に切ない。
見ている間中、大学時代からの友人・きくりんを思い出してしまったのだが、表面的にでも「自分好き」を演じることはエンターティナーとして必要なことなのだと思う。残念ながら90年代に入ってからの“激太り”(どこまでが事実でどこからがフィクションなのか・・)で後半のクリップには本人のダンス姿がほとんどなくなっている。その分、等身大の女子高生やカップルを映して、目線が低くなったというか「やましいたましい」をさらけ出している岡村ちゃんにも考えさせられる。彼は決して以前からカッコつけではなかったのだけど。
夜、大東市の宮本温泉に入浴。リニューアルしてた。