2005年4月12日 のアーカイブ

漫☆画太郎と仲間たち

2005年4月12日 火曜日

昨日、妹の引っ越し荷造りを手伝った際に段ボール1箱の古本の処分を頼まれた。気になった本2冊を除いて、BOOKOFFに持っていく。ほとんどがゲーム攻略本で2230円也、高いのか安いのか分からないが、もうけたもうけた。

中沢啓治『はだしのゲン』第10巻、汐文社
BOOKOFFで購入。内容は一週間前に豊中市立図書館で読んだばかり。これが第1部の最終巻なのだが、ゲンの中学卒業式、初恋とその相手の死、仲間の死とその復しゅう、広島からの旅立ち・・。この巻は中身が濃いというか最終巻にギュギュッと無理矢理エセンスを詰め込んだ感じ。この無理矢理さが原爆で人生を狂わされた若者の暗いいらだちとそこからはい上がろうとする熱情のほとばしりを際立たせる、というわけではないがなんか好き。

漫☆画太郎『画太郎先生ありがとう いつもおもしろい漫画を描いてくれて・・・』集英社
段ボールから着服。中学生の我々に多大な影響を与えた『珍遊記』(1990~92)の作者の短編集。絵が汚いというのは作者へのオマージュでしかない。うんこや鼻水やよだれなどジューシーなアイテムは傷つきやすい心を悟られまいとちりばめるコラージュ、もちろん濃すぎる体毛はカモフラージュ。基調に流れるジュルジュルとした土着感から目を背けることはできない、よしんば話がおもしろくなくてもあの絵を連続コピーする手法がすでにギャグだ。さすが奇才・画太郎先生!と脱帽せざるを得ない。それにしても山田太郎のかわいらしさはギャグ漫画の枠を越えてしずかちゃん級である。

児玉義隆『梵字必携』朱鷺書房
段ボールから着服。梵字の「書写と解読」のバイブル、梵字般若心経手本付き、である。第一章から「現在、梵字悉曇の文字が活用されているのは、日本のみといっても過言ではない」と、誇っていいのか、モチベーションがた落ちなのか複雑な書き出し。明日までに梵字を解読しなきゃいけない!なんていざというときに役に立ちそう。