Archive for 4月, 2005

まっすぐ伸びよ青い麦の巻

木曜日, 4月 28th, 2005

古本市場で『はだしのゲン』第4巻購入。苦節1年半、これで全10巻がそろう。あとは金村義明『在日魂』講談社文庫(以前から金村義明に興味があった)、玉木正之『定本・長嶋茂雄』文集文庫(敵を知れば百戦危うからず)、齋藤孝『座右のゲーテ 壁に突き当たったとき開く本』光文社新書(100円だったから)、角岡伸彦『被差別部落の青春』講談社文庫(『ホルモン奉行』作者のルポ)、福岡政行『日本の選挙』早稲田大学出版部(押印サイン本、しかも手紙付きで100円)。

『在日魂』を読了。
・結婚問題に見る日本社会で在日朝鮮・韓国人が生きる困難と在日社会で日本人が生きる困難の度合いと必要性。
・“当落線上だったら在日を理由に落とされる、だから大差を付けて勝たなあかん、負けたらあかん”というオモニの教え。モチーフは違うがその気持ちがよく分かる。私はそれをつらいと思った。

適性検査

水曜日, 4月 27th, 2005

北新地でとある適性検査を受けた。性格診断というよりIT系会社の試験でよくある、簡単な設問をどれだけ正確かつ素早くできるかを競うもの。たとえば「ラベンダー」と「カレンダー」は異なる文字がいくつある?(答え:2つ)、「暑い、痛い、寒い、厳しい」のうち同じ意味や反対の意味の言葉はどれとどれか?(答え:暑いと寒い)と簡単なものだが、私はこれを素早くこなすのが苦手。じっくり考えてしまうので、隣の人が次のページをめくっているときにまだ前ページの上の方を見ている体たらく。家に帰ると「あんたは昔からそうやった。ブランコの順番が空いてもモジモジしてよう乗らへん」、いわゆる利発とはほど遠いのは子どものころからのようだ。

30分あっというまに適性検査が終了。それからジュンク堂で朝山実『パッチギ!』(2005/01、キネマ旬報社)読了。セリフも場面設定も映画そのままなので、映画ではよく理解できなかったセリフをおさらいして、改めて脳内映画鑑賞会。夕食時になったので仕事帰りの友だちと合流、第3ビル地下「レストランOKINAWA」の泡盛飲み放題が目当てだったが3組待ちだったので、予定一転、ステーキハウス「トライ」で999円のたたき定食、ご飯おかわり。ヨドバシ梅田地下のエクセルシオール、パールアイスラテで一時間半。はちみつ入りイクラ、のようなハニーなタピオカがおもろい。

『こころの湯』(監督・脚本:チャン・ヤン/1999年中国/92分)
BS放送にて。Kマートのパンツな銭湯映画。近代化された衛生施設としての日本の銭湯と違い、多分に浮世風呂的な大型娯楽施設。湯舟の中で体洗ってるところに注目。

イチロー4打数4安打

火曜日, 4月 26th, 2005

家に引きこもって昼寝をしている間中、イチローが4打数4安打している夢がリフレインしていた。勝手に夢判断すると、これは自閉症的な兆候なのだよ、明智くん。忙しく生活していると表に出ないが、真空状態のような引きこもり生活を何日か続けると逆にストレスがかかるのか、分かりやすい例としてにょっきり顔を出す。

経験では社会と交わりを持たずにうつうつとしているときに、野球の記録とかを頭の中で引っ張り出して空想すると落ち着くのである。『レインマン』のダスティン・ホフマンだ。鉄道趣味は高機能自閉症の人に多いというが(Googleで「鉄道 自閉症」と検索してみる・・)、野球の記録を詳しく覚えていたり、歴代天皇の名前を言えたり、牛乳のフタ集めているのも、ファッション雑誌と同じ髪型するのも・・、おいおい、一億総自閉症だなあ、みんなで渡れば恐くないね。

鉄道趣味=自閉症説は、鉄道のルーティンさから来るものだが、予期せぬ出来事、例えばJR福知山線脱線事故への反応はどうなのだろう。鉄道趣味の人は不謹慎ながらわくわくするのだろうか、秩序破壊に対して不愉快な気持ちになるのだろうか。そんな話を友だちにしていたら「きみは引きこもりに向いていない」と言われた。2日間家にいるだけで、イライラしているからだそうだ。

23歳11か月

月曜日, 4月 25th, 2005

朝にJR福知山線脱線事故、ちょうど昨日、両親が尼崎駅を経由する用事があったので兄が心配になって電話をかけてきた。事故直後で原因がはっきりしない中、テレビから繰り返し流れてくる断片的な情報、「運転士は23歳、運転歴11か月」。さもそれが事故原因のように繰り返される。

昼食時に母が「23歳が事故おこしてんて、恐いなあ」とテレビに同意するかのように話したので、思わず「母さん、地震のときにテレビで『被災地で外国人が放火しています』とゆうたら、ほんまに外人狩りしそうな愛すべき単純さやな」と皮肉ったら、プイと横を向いてしまった。

経験不足があったにせよ、それは複合的な要因の一つに過ぎない。事故直後に「23歳11か月」とタイトルして報道する必要性があるのだろうか。それを見た「良心的な大人」は事故の犠牲者に涙し、23歳11か月にまゆをひそめる。しかし、経験不足な23歳のころは誰にでもあったはずで、その年齢と経験自体で運転士もJR西日本も責められるべきでない。そんなに社会が不寛容で溢れているのなら、いっそのこと、日本の鉄道会社は運転士が「30歳、運転歴10年」になるまで“低所得で人権意識が確立していない外国”かどこかに訓練期間と称して派遣すればいい。そこで経験不足の若い運転士が事故を起こしても「乗客に日本人はいませんでした」(以下リフレイン、byイエモン)で良心的な日本人は安心するだろう、めでたしめでたしだ。

被害者のご冥福をお祈りします。が、我々が運転士やJR西日本を感情的に非難する必要性はないと思う。感情的な人はすぐ忘れるんだから。

京都旅行 舞鶴銭湯めぐり

日曜日, 4月 24th, 2005

ニューわじまさん監修の京都府北部銭湯めぐりオフに参加。計7名が車2台に分乗してレッツゴーゴー!! 入浴したのは2軒だが場所確認と写真取りで旭湯、一の湯、竹の湯、松本湯、若の湯、三笠湯、昭和湯を回る充実ぶりである。

まず開店前の園部・旭湯さんで見学、風呂屋は郡部になるととたんに素朴で手作り感がある。京都銀行横と町のメーン立地ながら木材が積んである風景がのどか。昼食は舞鶴港とれとれセンター海鮮市場で刺身定食、なんの魚か知らないがうまかった。ここは市場に並んだ鮮魚をその場で調理してもらってテーブルで食べられるシステム、今度来たときはぜひ豪遊したい。

小さい港で停車してフェリーを見学してから、舞鶴の夜景スポット・五老ヶ岳山頂から舞鶴湾を眺める。ホント来てよかった、東西の舞鶴を一望にリアス式海岸と点在する島々・・、絵に描いたような理想的海岸風景、素晴らしすぎる。三角点を掘ろうとして警備員に怪しまれる。

下界に戻り、海上自衛隊の基地で護衛艦みねゆきを見学して子どものようにわくわく。やっぱり軍艦は男のロマン、隣につながった潜水艦の黒いボディーもイカしている。購買部で“自衛官のための情報誌”を手に取ったが、掲載広告がミリタリーゲームと泌尿器科のものだったのに泣けてきた。それから舞鶴引揚記念館を見学、意外に政治色の薄い展示で微妙なバランス具合、指三本の宇野宗佑が引き揚げ者だったことが分かったのが一番の収穫。

銭湯は商店街の洋風建築・若の湯、住宅地の和風木造・三笠湯の2軒。どちらも別段の設備なく浸かるだけの浴室、水風呂がないので勝手が違いのぼせ気味でぼんやり。帰路は高速を使ってあっという間に、反省会は京都市内のバーミヤンで中華、お疲れさまでした。