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パッチギ!

月曜日, 3月 14th, 2005

早起きして、ケーキを食べた。昨日、友だちが北山のクリアンテールで買ってきてくれたヤツだ。昨日は酔っぱらってそのまま寝てしまったので、酔い覚めのモンブラン。

昼からハートピア京都に「さあ!銭湯へ行こう ★地域のみんなで健康づくり★」シンポジウムを見に行く。ウィルさんや芭雨さんがパネリストとして参加しており、普段聞いている風呂屋話が小屋掛けされるのは感慨深いものがあった。しかし、銭湯と健康を結びつけるこの企画、参加者の誰一人として腑に落ちた人はいないのではないか。きっと、企画した京都府も、さらには厚労省の役人も具体的なビジョン、落としどころを持っていないんだと思う。人生幸朗出てこーい! 単なる銭湯の活性化策なのか、本気で銭湯を市民の健康のための社会インフラとして位置付けるのか。廃業した銭湯が福祉入浴施設として特化利用されている現在、現役の銭湯にアドバンテージがあるのは、コミュニティー施設としての価値、そして番台が地域の健康リーダー、ふむふむ。雲をつかむようなテーマの中で、ウィルさんの「銭湯の非日常性」、それを発展させた芭雨さんの「非日常性を感じることで得られる精神的な健康」、そこらへんが地に足の着いた落としどころか。

MOVIX京都で『パッチギ!』を見る。東九条の焼肉映画という前情報しか得てなかったので、ポップな青春映画だったのは意外だった。フォークル時代の京都を舞台に「在日朝鮮人と日本人」(この言い方も妙なのだが)の高校生同士のケンカと恋愛。登場人物の男女それぞれにジェンダー的なカッコ良さがあり、井筒監督ってそういうのを際立たせるのがうまいのだろう。テーマ曲の「イムジン河」は10年前、18歳の私が数か月、レコード屋を探し回ったことのある思い出の曲で、すんなりと感情移入ができる。京都、差別、焼肉、フォークル、イムジン河、学生運動・・・、私のツボにはまるテーマが多すぎるのが気味悪いくらいな映画だった。

その「パッチギ」という言葉、ハングルで「頭突き」の意味で、ケンカのシーンで多用されていたのだが、そういえば私の小中学生時代、おでこにビンタするときに「パッチ!」と言ったし、頭突きのことも「パッチ決める」と呼んでいたような・・。日本語でも俗語のレベルでは頭関係のことをパッチというのか、もしくは私の生まれ育った東大阪では在日文化が庶民レベルで浸透していたのかも。ふと昔のことを思い出した。