洗髪料

帰国一週間、猛烈な早さで食いまくり、思いのほかの寒さに布団の中で丸くなる。66キロまで落ちた体重が70キロまで回復、っていうか一週間で4キロ太るのはヤバイな。いや、かなりヤバイと思って昨夜は家の近くの銭湯でサウナに入り、汗をかく体作り。最後を水風呂でしめると直後は寒いが、家に帰ったころにじんわりと包み込むような暖かさが戻ってくる、冬の銭湯のだいご味。

大阪府の公衆浴場料金は私が中国に行っている間に20円値上がりして390円になっていた。うまい棒39本分、ちょっと想像もできない巨額ではあるが、東京都400円、兵庫県380円、京都府370円と比較すると、大阪府の至れり尽くせりの設備をして390円は相対的に安いといえる。それにしても、他都道府県が相次いで廃止していく中、大阪府が意固地に守り続けた「洗髪料」がようやく廃止された。昭和のオイルショックの遺物たる制度の廃止は慶賀の至りだが、「オレは短髪だから洗髪料要らないよなあ」「あのオッサンの頭やったら、洗髪料払わんでもいいんちゃうの?」と利用者が番台前で葛藤し、「あー、10円ごときで思い悩む。オレはなんてケチな人間だ」と苦悶することも今後はなくなるのかと思うと一抹の寂しさを感じる。

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