貸間あり

映画『貸間あり』1959年、監督:川島雄三。主演:フランキー堺、淡島千景。

川島雄三という監督にはなじみがなかったが、日経新聞で今村昌平が多く言及しているのを読んでから気になる存在。『貸間あり』は大阪・夕陽丘の古ぼけた屋敷アパート住民の群像劇、年配の人から見ると大阪そのものらしいが、私からすると見たこともない大阪、きょうびの「おばはん」に代表される図々しい大阪イメージは最近のことで、以前はもっとしたたかで端正な風景が広がっていたのを思い知らされる。

フランキー堺の「長屋に身をやつした帝大出の何でも屋」はまさしくヒーローだが、これは『幕末太陽傳』(1957年)でフランキー堺が演じた居残り佐平次の現代版、場面設定はまったく違うが連作のような感じさえする。また、小沢昭一のうさんくささは絶品で、共演者もよくも集めたというか、昔の役者はみんなうさんくさいのか。

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土曜日の飲み会で言われたことをもとに友だちと話し合う。捨てるものと残しておくものとの判断がつかない。正解を求めようとしたらドツボにはまるのだと思う、正解はないのだから。

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