中国の建物

コラムの内容を少しでも建設に近づける努力をしてみよう。上海あたりの大都市になると立派な高層ビルがあってエレベーター内にテレビがあったり(中国人はテレビが好きだ、地下鉄のホームにまでテレビを設置している)、そこまでやらなくても思うほどハイテクなのだが、地方都市に行くと素人目に見ても建物がどれも「張りぼて」なのだ。旅行中、約3週間行動を共にした日本人が一級建築士で「いやーおもしろい。日本だったらどれも審査を通らないよ」と妙に感心していた。

中国の建物で好きな光景が工事中のビルで見られる竹組みの足場。中層ビルまでならすべての足場が竹組みなのは、香港アクション映画でもおなじみだ。竹が採れない内陸部の工事現場ではどうだったろうか、忘れてしまった。1日バスに揺られると、乾燥地帯から温暖湿潤地帯をまたぐことがある。住宅が土づくりから木造住宅へ、ひとつ村を隔てただけで建て方が変わる瞬間があって旅情をかき立てる。

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